サワラの木材の特徴やサワラの家のメリット・デメリットをご紹介!

日本特産の針葉樹であるサワラをご存知でしょうか。
サワラは建築素材として扱われており、世界遺産として有名な銀閣寺の屋根材にも使われています。
そこで今回は、サワラの木材の特徴や用途、メリットとデメリットを紹介します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。

□サワラの木材の特徴や用途をご紹介!

まず特徴を3つ紹介します。

1つ目は、匂いがないことです。
サワラは、ヒバやヒノキと異なり、独特な香りが無いことが特徴的です。

2つ目は、光沢がないことです。
サワラは、表面に目立つ光沢がありません。
見た目と匂いの両方の観点からみても、さっぱりとしたクセのない木材と言えるでしょう。

3つ目は、乾燥や加工がしやすい点です。
乾燥や加工がしやすいため、サワラの木材は扱いが容易です。
しかし、仕上がった際に特出した美しさを持ち合わせているわけではなく、無難な建材と言えます。

次に、サワラの木材の用途を紹介します。
サワラは、匂いがないという特性を活かして、匂いがつかない方が良いとされているお米に関連した飯台やおひつ、水桶などに使われてきたことが多い木材です。
他にも、彫刻や下駄、模型や家具などの材料としても利用されています。

□サワラの家のメリット・デメリットをご紹介!

まずメリットを2つ紹介します。

1つ目は、色合いがさっぱりとしていることです。
さっぱりとした色合いの木材のため、室内にサワラの木材を使用することで、爽やかな印象を持たせられます。

2つ目は、水に強いことです。
サワラは、湿気や酸類などの腐食に強い木材として知られています。
そのため、湿気が多い浴室内に使われることが多いです。
主に、浴室内の天井はカビが生えてしまうことが多いため、天井をサワラの建材でつくり、カビを生えにくくする方法がおすすめです。

次にデメリットを紹介します。

サワラは強度がないことがデメリットです。
強度がないため、柱や梁などへの使用はあまり向いていないと言われています。
しかし、軽くて柔らかく、加工がしやすいというメリットがあるため、強度が必要でない部分に重宝する木材になっています。

□まとめ

今回は、サワラの木材の特徴や用途、メリットとデメリットを紹介しました。
サワラは匂いがない、加工がしやすい、耐湿性があるということが特徴的な木材です。
しかし、強度が必要な部分に使うのは不向きであるため、適した場所に使用するようにしてみてくださいね。
何かお困りごとがある際にはお気軽にご相談ください。

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