手刻みとプレカット

作業小屋では、来る日も来る日も刻みの日々が続いています。

ここで、プレカットと手刻みの違いをご紹介しましょう。

日本の木造建築では、柱と梁、柱と土台を組みあげるための

ホゾとホゾ穴を加工するのですが

建物のデータを入力し、柱加工機が自動で加工するのがプレカット。

プレカットのホゾ、5センチ程度です。

手刻みでは、大工が寸法を割り出し、ホゾの長さを検討して墨付けをし、刻みます。

栗本のホゾはこんな感じです

手刻みのホゾ、これは15センチあります。

栗本のホゾは4寸=12センチが標準。

このホゾがしっかり納まるように横組(梁)は8寸=24センチの材を使います。1階と2階の柱が同じ場所でも、4寸=12センチ入れたいからです。

このホゾの長さの違いこそが、手刻みとプレカットの違いです。

長いホゾの真価は、建前の時によくわかります。

縦横の材を組み上げただけの、筋交いを入れない状態でも

ほとんどぐらつきがありません。

骨太な家、骨組みの丈夫な家になる。

それは、お客さまにとっての、手刻みの家の最大の価値かもしれません。

~家と共に歴史を刻む~

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(株)栗 本 建 築
『一日一生』 栗本 伸一 拝

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