無垢材床の経年劣化に注意!メンテナンス方法と耐久性について

「無垢材」と聞くと、本物の木を使用しているため、傷がつきやすくフローリングとして耐用年数が短いのではないかとイメージされる方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、無垢材ならではの経年変化と、長く使用するためのメンテナンス方法をご紹介します。

□無垢材が経年変化する流れとは?

無垢材は、複数の板を接着剤で張り合わせる合板とは違い、天然無垢の木材を1枚そのまま製材・加工した資材です。
無垢材には、余計な湿気を吸収したり、木の温もりが感じられたりするメリットがあります。

無垢材を使ったフローリングには、傷や汚れがつきやすい特徴があります。
ただし、無垢材のフローリングは接着剤が剥がれてくることがないので、メンテナンスをしっかりと行っていれば、50〜60年以上も使える魅力があります。
無垢材のフローリングについてしまった傷や汚れも「経年美」として良い味が出てくるのです。

また、無垢材は経年にともなう艶や色合いの変化も楽しめます。
新築時やリフォームで設置したばかりの無垢材床は淡い色合いですが、3年も経てば艶が出て、木目もはっきりとした印象になるでしょう。

□無垢材を長持ちさせるメンテナンス方法とは?

無垢材には、湿気を吸収してくれる大きなメリットがありますが、この調湿作用によって、木材にひび割れや反りの症状が出てしまう可能性があります。
そのため、無垢材をフローリングに使用する際は、水分に注意する必要があります。
もし、キッチンや洗面台に使用する場合は、水が付いたらすぐに拭き取り、こまめな手入れを行いましょう。

こまめな手入れも大事ですが、オイルやワックスで定期的にメンテナンスすることで、無垢材の美しさを保ったままにできます。
そこで、無垢材のメンテナンス方法を2つ紹介します。

1つ目は、ウレタン塗装です。
ウレタン塗装は、無垢材の表面に樹脂の塗膜を施すことで、無垢材と相性が悪い水分を通しにくくできます。
一度ウレタン塗装を施せば、定期的なワックスがけは不要ですので、メンテナンスが楽であることがメリットです。

2つ目は、自然塗装です。
自然由来のワックスやオイルを塗装することで、自然な艶が出ることが特徴です。
塗膜がない分、無垢材本来の深い味わいが楽しめます。

□まとめ

今回は、無垢材の経年変化と無垢材フローリングのメンテナンス方法をご紹介しました。
無垢材のフローリングは、経年美を楽しめることや、メンテナンスをしっかりと行うことで長持ちすることがメリットです。
当社では、強く美しい住まいづくりをしていくので、新築をお考えの方はお気軽にご相談ください。

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