珪藻土壁のメリットとデメリットを知っておこう!暮らしに合わせた選び方のポイントも

高気密高断熱を重視した新築をお考えの方は、高気密高断熱住宅が乾燥しやすく、空気がこもりやすい特徴があることをご存知ですか。
乾燥が気になる方は、対策として珪藻土の壁を取り入れてみませんか。
今回は、珪藻土壁のメリット・デメリットを紹介するので、参考にしてみてください。

□珪藻土壁のメリットとは?自然素材の魅力と効果をご紹介!

珪藻土と聞くと、近年話題の珪藻土マットを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
珪藻土マットといえば、水滴をすばやく吸収することが特徴ですが、その珪藻土を使った壁にはどのようなメリットがあるか紹介します。

1つ目は、調湿機能があることです。
珪藻土壁の表面には目に見えない小さな穴が空いており、この穴が調湿機能を持っています。
空気中の余分な水分をこの穴が吸収してくれることはもちろん、空気中の水分が少ない時には、吸収した水分を放出してくれる機能があります。
一般的に、湿度が40〜60%の範囲内だと快適な暮らしを営みやすいとされていますが、珪藻土壁はこの範囲内に湿度を調整できることが一番のメリットです。

2つ目は、脱臭効果があることです。
料理をすると肉や魚を焼いた時の匂いが気になると思います。
珪藻土壁は、これらの臭いを水分ごと吸収して脱臭してくれる機能を持っています。

3つ目は、耐火性・断熱性が高いことです。
珪藻土は、七輪に使われているほど耐火性が高いのです。
壁に火がついても周りの壁に燃え移りにくく、延焼に強い建材として人気です。
また、断熱性が高いことから、冷暖房の電気代を節約できるでしょう。

□珪藻土壁のデメリットはある?メンテナンスのポイントも解説!

多くの魅力的なメリットを紹介しましたが、デメリットがあることも把握して珪藻土壁を導入するかを考えてみてください。

1つ目のデメリットは、価格が高いことです。
珪藻土壁は、モルタルを下地として塗り壁に珪藻土を塗りつけて表面を仕上げます。
塗り壁は一般的なクロスを使った外壁よりも3〜5倍の費用がかかります。
ただし、初期費用が高くても、耐用年数が30年ほどと長く使えるので、長期的な目で見るとお得であるといえます。

2つ目は、メンテナンスが大変なことです。
珪藻土壁は、開閉の動きがある扉や窓枠付近では、小さなヒビ割れが入るリスクがあることがデメリットです。
適切なメンテナンスを行わないとボロボロと崩れたり、触れると白い粉がついたりする可能性もあります。
ただし、ヒビ割れを補修したり、正しいメンテナンス方法をしたりすれば、長年きれいに使えるのです。

□まとめ

今回は、珪藻土壁のメリット・デメリットを紹介しました。
珪藻土壁の一番のメリットは、快適な暮らしができる調湿機能があることです。
また、カラー展開も豊富なため、インテリアにも映える壁紙になるでしょう。
珪藻土壁を使用して家づくりに取り組みたい方は、当社までお気軽にお問い合わせください。

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『一日一生』 栗本 伸一 拝

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