高気密高断熱は2階が暑い?対策をご紹介します!

「高気密高断熱住宅は2階が暑い」
このような情報を聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
確かに、高断熱な住宅はどうしても2階が暑くなりやすいのです。
そこで今回は、高気密高断熱住宅を建てる際の室温の上昇対策をご紹介します。
また、2階が暑くなる理由も紹介するため、ぜひ参考にしてみてください。

□高気密高断熱住宅は2階が暑い?

高気密高断熱住宅でなくても、1階に比べて2階は暑くなりやすいものです。
一般的に、家の2階が暑くなる原因は2つです。

1つ目が、太陽の光を直接受ける「屋根」に近いことです。
屋根が照らされることで、そのすぐ下の2階の温度が上昇しやすいのです。

2つ目が、家中の熱気が集まりやすいことです。
空気は「暖かいと上昇する」という性質があるため、2階に暖かい空気が溜まりやすく、2階の方が暑さを感じやすくなります。

高気密高断熱住宅は屋根の断熱性能も高いため1つ目の要因は考えにくく、2つ目が原因だと推測できますが、これは家の中に暖かい空気が大量に発生しているということです。
家の中に暖かい空気が発生しやすい主な原因としては、窓から入ってくる日差しです。
このため、高気密高断熱住宅で2階が暑くなりやすい大きな原因の一つは日射遮蔽の不足でしょう。

日射遮蔽とは、日差しの熱を物理的に遮り日陰を作ることです。
外部から家に侵入する熱のうち、屋根からは全体の約1割で、窓からのものは約7割にもなるのです。

□高気密高断熱住宅を建てる際の室温の上昇対策をご紹介!

先ほどもご紹介したように、外気温の影響を受ける大きな原因の一つが日射です。
この日射による室内の温度上昇を防ぐには、日射をしっかりと遮ることがポイントです。
具体的には、窓ガラスの性能を上げたり、深い庇やオーニングを設けたり、外付けブラインドや遮熱網戸を活用したりするのが効果的です。

また、日射対策に加えて熱を外に逃がすことも、室内を快適な状態に保つために有効です。
具体的には、扇風機やサーキュレーターを活用して風の流れをつくってあげるのが良いでしょう。
なお、帰宅後すぐにエアコンの電源を入れるのではなく、その前に換気すると、暑い空気を屋外に排出できるためエアコンをより効果的に使用できます。

□まとめ

今回は、「高気密高断熱住宅は2階が暑い」と聞いたことがある方に向けて、高気密高断熱住宅を建てる際の室温の上昇対策をご紹介しました。
また、高気密高断熱住宅で2階が暑くなる理由についてもご紹介しました。
その他ご質問や相談等ありましたら当社までお気軽にお問い合わせください。

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