高気密高断熱住宅に結露ができる原因はなに?対策もご紹介します!

「高気密高断熱住宅を検討しているが、結露ができやすいと聞き心配している」
このような方は多いのではないでしょうか。
そこで今回は、高気密高断熱住宅に結露ができる原因についてご紹介します。
また、高気密高断熱住宅の結露対策についてもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

□高気密高断熱住宅に結露ができる原因とは?

魅力の多い高気密住宅ですが、結露ができやすいという注意点も存在します。
気密性が高いことで、換気を適切に行わないと室内の湿気が常にこもってしまい、それが原因で結露ができたり、カビが発生したりといった問題が起こる場合があるのです。

結露やカビは建物を劣化しやすくするだけでなく、人体へも良くない影響を与えるため、十分な対策が必要です。
高気密住宅においてこのような問題を防ぐには、「換気」が非常に重要です。
高気密住宅で換気がうまくされていないと、梅雨など湿気が高い時期だけでなく、冬場にも結露が発生しやすくなるので特に注意しましょう。
高気密住宅では、窓を短時間開けて行う程度の換気では不十分なので、24時間換気システムの設置が義務付けられています。

□高気密高断熱の結露対策をご紹介!

ここからは、高気密高断熱住宅の結露対策を2つご紹介します。

1つ目が、外壁や窓などの素材の断熱性を向上することです。
結露は室外と室内の温度差が高い時に起こるので、断熱性能が高い種類の外壁や窓を選ぶと、表面結露が起こる確率が低下するでしょう。

また、結露やカビを防ぐには、素材の熱伝導率についても知っておくのが大切です。
例えば、トリプルサッシで窓断熱を向上させても、熱伝導率の高いアルミサッシを使用してしまうことで、結露が発生しやすくなります。

2つ目が、換気システムを常に作動させておくことです。
先ほどもご紹介したように、高気密住宅には24時間換気システムの取り付けが義務付けられています。
この換気システムがクリーンな空気を保ってくれますが、24時間換気システムから冷気が流れてくるので、冬になるとスイッチを切りたくなることもあるかもしれません。

しかしスイッチを切ってしまうと、室内の湿気がこもってしまうので、結露やカビの発生率が高まります。
少し寒いかもしれませんが、換気システムは必ず24時間付けたままにしましょう。

□まとめ

今回は、高気密高断熱住宅を検討しているが、結露を心配しているという方に向けて、高気密高断熱住宅の結露対策についてご紹介しました。
また、高気密高断熱住宅に結露ができる原因もご紹介しました。
この記事が皆さんの参考になれば幸いです。
その他ご質問や相談等ありましたら当社までお気軽にお問い合わせください。

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