高気密高断熱住宅のお風呂やキッチンの換気扇に関するポイントをご紹介します!

高気密高断熱住宅でより快適に過ごすには、しっかりと各部屋の換気計画を行うことが非常に大切です。
そこで今回は、高気密高断熱住宅のキッチンやお風呂の換気扇に関するポイントをご紹介します。
また、温度差によって起こるヒートショックを防ぐための浴室の温度についてもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

□高気密高断熱住宅のキッチンやお風呂の換気扇は最小限にする!

ここからは、高気密高断熱住宅のキッチンやお風呂の換気扇に関するポイントを2つご紹介します。

1つ目が、キッチンの換気扇は同時吸排タイプを選ぶということです。
キッチンには、レンジフードのような換気扇が付いているでしょう。
一般的なレンジフードは排気型と言い、外へ空気を排出する役割がありますが、外気を吸気する役割はありません。
しかし高気密高断熱住宅のキッチンでは、外気から吸気しつつ排気も行うタイプのものもおすすめです。

レンジフードの換気量は非常に多いため、室内の空気が排出され続けると室内が負圧となってしまいます。
そうなると、外から空気を引き込もうとしてしまい、気密性の高い家では玄関ドアや窓が開けづらくなったりする可能性があります。
また、夏なら無駄に外の湿気を取り込み、冬なら乾燥した空気を取り入れてしまうことに繋がります。
これらを防ぐために、レンジフードには同時吸排方式の換気扇を選びましょう。

2つ目が、浴室の排気換気扇運転は最低限にするということです。
浴室の換気扇は普段からメンテナンスしづらく、掃除が大変だとお考えの方もいらっしゃるでしょう。
浴室を乾かす目的であればサーキュレータで吸気したり、入浴後の湯気の排出であれば5分も運転すれば十分に排出されます。
断熱性を担保するという目的でも、浴室の換気扇運転は最小限にするのがおすすめです。

□ヒートショックを防ぐための浴室の温度をご紹介!

ヒートショックとは、部屋ごとの温度差によって体調不良、時には死に至ることもある危険な現象です。
このヒートショックの対策としては、「脱衣所と浴室を暖めること」「お湯の温度を40度以下にし、長湯をしないこと」の2つが挙げられます。
脱衣所と浴室の温度に関しては、18度以上に保つのが望ましいでしょう。
高気密高断熱住宅では、冬でも外気による影響を最小限に抑えられるので、ヒートショックが起こる可能性は少ないと言えます。

□まとめ

今回は、高気密高断熱住宅をご検討の方に向けて、高気密高断熱住宅のキッチンやお風呂の換気扇に関するポイントをご紹介しました。
また、部屋ごとの温度差によって起こるヒートショックを防ぐための浴室の温度についてもご紹介しました。
その他ご質問や相談等ありましたら当社までお気軽にお問い合わせください。

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『一日一生』 栗本 伸一 拝

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