高気密高断熱住宅のホコリ事情とは?

高気密高断熱住宅では、その名の通り室内の空気が外に出ていかないような工夫が施されています。
そのメリットは多数ありますが、同時に室内のホコリなどを外へ排出しづらいのではないかと心配されている方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、高気密高断熱住宅のホコリ事情をご紹介します。
ぜひ参考にしてください。

□部屋に浮いているホコリの危険性とは?

一見綺麗に見える室内でも、ホコリは意外にも大量に存在します。
人間が一生で吸う空気の内、最も多いのが室内の空気とされていますが、その室内にホコリやカビが大量に存在していたとすると、体へのダメージも大きいでしょう。
ホコリやカビが多く浮いている部屋に設置した空気清浄機のフィルターは、真っ黒になってしまいます。
このような汚れた空気を毎日吸っていると、人間の肺そのものがフィルターのように汚れてしまうのです。

空気清浄機のフィルターは何度も交換できますが、人間の肺は一生で一つです。
ホコリなどを含んだ汚れた空気を長期間吸い続けていると、気管支ぜんそくやアレルギー、肺がんなど、様々な病気になる可能性が出てきてしまうのです。

□高断熱高気密住宅はホコリが少ない!

このような危険をはらんだホコリですが、高気密高断熱住宅ではしっかりとした対策がされています。
まず、高気密高断熱住宅は、法律で「24時間換気システム」の設置が義務化されています。
高断熱高気密住宅は隙間が少ないので、この換気システムを使用することで、計画通りに効率よく家の中が換気されるのです。

そのため、いつも空気を新鮮に保ち、家の中で発生した湿度は、24時間速やかに外に排出されます。
この時に、ホコリも一緒に排出されるので、通常の住宅よりもホコリが少なく掃除がしやすいという特徴もあります。
また、ホコリにはダニの死骸が含まれていることが多く、先ほどもご紹介したようにアレルギーの原因ともなりえます。
しかし、換気システムによって効率的な換気ができるため、ホコリを最小限に抑えられ、健康住宅としても非常に有効です。

換気システムには様々な種類があり、各種類にメリットとデメリットがあります。
換気システムについても、しっかりと検討するのがおすすめです。

□まとめ

今回は、高気密高断熱住宅のホコリ事情についてご紹介しました。
ホコリが意外にも危険性の高いものであることがお分かりいただけたかと思います。
しかし、高気密高断熱住宅ではホコリが溜まらないような対策がされているので、安心してください。
その他ご質問や相談等ありましたら当社までお気軽にお問い合わせください。

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『一日一生』 栗本 伸一 拝

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