チョウナ!

今日は、チョウナの話です

チョウナ、釿(チョウナ)。大工の三種の神器といわれています。

今、日常の仕事で常に使っているのは、宮大工専門の方たちでしょうかね~

一般の家の建築では、もう使うことはないです。

使い方としては、丸太を加工するとき、丸太の余分な肉落としをするとき、丸太の仕口部分の粗取り作業。

古材のチョウナの跡、リビング天井に使いました

昔々、製材(丸太を四角にする作業)が機械ではなく、木挽き職人が丸太を大きな鋸で引いて四角に製材していた頃は、今は簡単に買える角材

かなりの高級品でした、なので丸太を使った方が安上がりだったんでしょう。

その時に丸太の余分な肉削ぎにチョウナや鉞を使って、大工さんが加工してました(いつの時代の話だ….W)

今、角材が簡単に手に入る時代ですし、角材の材木より人工の方が高いので、当然丸太を使うことは、ほぼなくなりました。

ですが、1本位使いたいものですね……と思いうちの若い大工さんと、お茶の時間に練習です。チャレンジ!!

これがチョウナ(釿)です、刃は平らな所を削るハマグリ型というものです

柄は枝をドラム缶で茹でて、曲げたものを使います(自分ではやらないです..W大工道具の金物屋さんで購入します)

今回は、チョウナの下にある、杉板の余り材で練習します!!!さぁ練習!

初めてなのでぎこちない、うちの大工さん!

やっていると、だんだん慣れてくるもので上手になってきます

タン!タン!と音のリズムも良くなってきます

あと少しです

できました!なかなか良いもんですね!足ざわりが良いです

新築お祝いの踏み台プレゼントなどに使えたら、面白いですね。作ってみたいと思いますW…OB様乞うご期待!!強引にプレゼントします(笑)

丸太でやると本来はこんな感じになります!

極寒の材木屋さんの下小屋も梅が咲きました!(もう慣れましたがW)

さぁ!休憩終わりです、ひたすら刻み作業です

 

~家と共に歴史を刻む~

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『一日一生』 栗本 和真 拝

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