CONCEPTコンセプト

強く 美しい
住まいを
丁寧に手掛ける
︽年間邸限定︾

KURIMOTOは伝統ある“ものづくり”の技術を大切にしています。それは、ものづくりに宿る「心」を大切にすることでもあります。その精神が、家づくりの細部に形となって表れると考えているからです。

そして、1つの工程に1つの手間をかけるように心がけています。別にやらなくても問題のない、ひと手間を。
機械では決して出来ない、その環境に応じたひと手間を。

そのひと手間たちの集大成が、KURIMOTOが建てる家です。
一見、他のお家と何も変わらないように見えるかもしれません。
しかし人にオーラがあるというように、モノにもオーラがあります。そのオーラは、このような想い・技術・こだわりから形成されると考えています。

だからこそ私たちは、窓枠や階段をひとつひとつ細部のしつらえにまで材木から切り出す昔ながらの造り方にこだわり、継承しています。

KURIMOTOの家づくりは、プレカット(機械)なしの手間をかけた非効率な家づくりです。
4寸角の柱には、4寸の“ほぞ”を刻む。
上下から柱が合わさる梁にはその倍の8寸以上のほぞを組む。
ほぞを刻んで組み上げられた骨組みは、補強のための金物を入れなくとも揺らぐことはありません。

地震国日本の長い歴史の中で淘汰と進化を経て受け継がれた伝統の建築工法は、耐震等級3級と同等の強い構造を実現できています。

そして、KURIMOTOの家づくりは無垢材を中心とした自然素材の家づくりです。1本の木が成長し木材になるまで60年の歳月が流れます。ならば、その木材で建てる家も最低60年以上住み継がれるものにしたい。そのために必要な素材、技術、知識は常に最善のものを提供できるよう心がけています。

だからこそ私たちは、窓枠や階段をひとつひとつ細部のしつらえにまで材木から切り出す昔ながらの造り方にこだわり、継承しています。

KURIMOTOの家づくりは大工ではじまり、大工がお引渡しをします。
営業はいません。お客様とはじめに接するのも大工。
家が完成しお引渡しするまで大工で一気通貫しています。
それは、間に余計な人件費がかからず大工と直接契約ができるのもメリットですが、なによりお客様が造り手の大工に直接意見を伝えられ、打合せをすることでたくさんのご要望が形にできる環境で家づくりを進められます。

また、家の仕組みをよく知る大工だからこそ出来る提案もたくさんあります。だから、私たちは不必要なフィルターを取っ払い、お客様や大工の声がきちんと伝わるスタイルにしています。

INHERITING TECHNOLOGY技術を継承

技術を継承、新しき性能。

神社や仏閣は伝統ある「木組み工法」で建てられています。
この木組み工法は、技術と知識を持つ宮大工でなければ出来ません。
しかし、社寺建築の減少や効率的な機械により、宮大工と呼ばれる大工が少なくなってきています。
宮大工は、手間も時間も知識も技術も全て必要な難しい職ですが、
宮大工が手掛ける建築物は一流の美しさ・強さがあります。
KURIMOTOでは、この素晴らしい日本の伝統技術を大切に継承すべきだと考えています。
そして、時代と共に進化していく断熱材などの部材の良さも取り入れながら、常に最高の家づくりをします。

KURIMOTOの技「木を読む」

KURIMOTOでは、木組み工法で骨組みを造ります。釘や金物を殆ど使わず、木自体に切り込みなどを施し、はめ合わせていくことで木と木をがっしり組み上げていく技術。木材の加工も全て手作業のため、木の生育常態やそれぞれの木の性質を読み、どういう用途に適すのかを判断しなければなりません。その為には、木を読む技術や知識も必要不可欠です。

KURIMOTOの技「長ほぞの
強靭な骨組み」

土台や柱、梁などの基礎は全て長ほぞで木組みを組みます。
ほぞとは、木と木を接合する際、一方の端部に造る突起部分の事。この突起部分を接合したい木に造った穴ほぞに差し込み、組み合わせます。一般には柱の短ほぞに金物補強ですが、KURIMOTOの木組みの家は長いほぞでしっかり木を組みます。
ほぞを長くすると外れにくくなるため、地震の揺れや強風などによる傾きにしっかり耐えるから。
このように見えない所に拘り、最も必要な安心で安全な家を造ります。

KURIMOTOの技「大黒柱(心柱)の
     ある家」

現代の家は、壁量や壁の配置バランスが整っていれば大黒柱がなくても建てる事ができます。また、屋根までの長さがある大黒柱は、最近は希少になりました。しかしKURIMOTOでは大黒柱のある家を推奨しています。
大黒柱のある家は幾多の災害にも耐え、長い年月もの存続した実績が多数あります。そのような機能面も大事ですが大黒柱は建物の中心にある最も大きくて太い柱。構造上、重要な部分を担っています。
私たち人間の心や身体の「芯」があるように、物づくりにも「芯」があると考えます。心柱をしっかりと大切にするように、大黒柱も大事にしたい。KURIMOTOが創る家は、人と同じくらい大切な存在です。

KURIMOTOの家づくりは
伝統的な大工の技術や知識のバトンを
次世代の職人さんたちに継いでいくことが使命だと考えています。
住宅の世界においても効率化が進みプレカット(機械)が
あたりまえになりつつある今、
KURIMOTOがこれほど手間をかける背景は、
建てるお客様のご家族のことを想い考えながら
ひとつ一つ手刻みで建てていく過程を大切にしたいと考えるからです。
大工は伝統の継承と経験の積み重ねによって育つのです。