いざという時。家ではない場所へ避難する。
しかし、本当ならば「家から出ない事が、避難する事」であって欲しいもの。
さらに、地震などの災害は予期せぬタイミングでやってきます。
「家にいれば、安心だ」と言えるような、強い家をKURIMOTOはつくります。
木材は引っ張りや圧縮に対する強度がとても高く、同じ重さの材料で比較すると、圧縮に対する強さは鉄の約2倍、コンクリートの約9.5倍、引っ張りに対しての強さは鉄の約4倍、コンクリートの225倍もあります。
KURIMOTOでは、日本で古くから発達してきた伝統工法を簡略化・発展させた「木造軸組工法」で家の土台をつくります。釘などの金物を使わず(※1)、木の柱を組み合わせて家の骨組みをつくっていく、日本独自の建築技術です。
木は組み合わせる事で、より強くしなやかになります。
木組みと木材の強さと柔軟さにより、地震の揺れを受け止め崩壊から家を守り、衝撃は地面へと受け流すという優れた構造。
私たちは木の強さを最大限に引き出し、強い家をつくります。
※1…建築基準法で必須とされている金具は使用します。
密度や強度の高い断熱ウレタンパネルを建物の躯体に組み込み、壁が一体形成構造になるため、一般の工法よりも強い剛性を備えた仕組みです。また、このように壁が一体形成構造になっていれば地震などの揺れがおきても 変形せず、躯体崩壊の恐れがありません。
強くてしなやかさのある木組みで地震の衝撃を地面に受け流しながらも、一体形成構造で変形や崩壊を防ぐ、強靭な骨組みをKURIMOTOはつくります。
KURIMOTOの土台の柱は太くて多いため、とても頑丈です。
しかし、強いのも大切ですが、しなやかさも重要です。
それは物も人も考え方も同じ。
伝統工法が全て良いとは限りません。
建築業界の技術も日々、進化しています。
代々伝わる素晴らしい技術や知識は継承しながら、常に進化する建材部分や素材を厳選し、相乗効果を生み出す、本当の強い家づくりをいたします。
KURIMOTOがつくる家は、高気密高断熱。
一般住宅と比べて気密数値が約30分の1の差があるほどの高気密な家です。
同じ気密数値をもつ住宅が水害にあった際、最小限の被害で済んだ実績は全国でも多数、残っています。
高気密のレベルの高さは水害対策の他にも、省エネや空気換気にも大きく影響します。だから、KURIMOTOでは全てのお部屋の気密測定を行い、合格基準をクリアしてからお引渡しをします。
また、高気密の家は嫌な虫の侵入も防ぎます。
KURIMOTOが採用している壁材は、硬質ウレタンが隙間なく充填されており、火が燃えるために必要な酸素が存在しません。
万が一、火災になっても表面が炭化した状態になるだけで、それ以上は燃え広がりにくい構造になっています。
右の写真は、他構造材と燃焼具合を比較したものです。