高気密高断熱住宅で電気代が節約できる理由を紹介します!

高気密高断熱住宅にはさまざまなメリットがありますが、その中の1つに電気代が削減できることが挙げられます。
なぜ電気代が削減できるのでしょうか。
この記事では、その理由と高気密高断熱住宅のメリットについて紹介します。
ぜひ最後までご覧ください。

□高気密高断熱住宅で電気代が削減できる理由を紹介!

結論から申し上げると、少ないエネルギーで冷暖房が効くからです。
例えば、保温性の高い水筒と保温性の低いペットボトルに温かいお茶を入れたとした場合、水筒は温かいままで、ペットボトルはすぐに冷めてしまうでしょう。

ペットボトルは温かさを維持できないため、再度温め直す必要があり、沸かし直す際にエネルギーが必要です。
これが住宅にも当てはまり、高断熱住宅は、夏は冷房28度、冬は暖房20度の設定でも快適に過ごせる空間にできます。

また、気密性も電気代に関わってきます。
気密性が低いと家の中と外の温度差によって換気が逆流する可能性があり、暖めた空気が家の外に出ていってしまいます。
そうすると、部屋を暖めるために再度エアコンのエネルギーが必要になるため、電気代が高くなってしまいます。
反対に気密性が高ければ、エアコンのエネルギーが最小限で済むため、電気代を抑えられるのです。

□高気密高断熱住宅は他にもメリットがたくさんある!

高気密高断熱住宅には電気代の削減以外にも、さまざまなメリットがあります。

1つ目は、健康的な生活ができることです。
家全体が暖かい状態に保たれるため、ヒートショックのリスクの軽減につながると考えられており、健康的な生活ができると言えます。

人間は気温差が激しい場所を行き来することで、血圧が急激に変わり、脳卒中や心筋梗塞が起きると考えられています。
特に冬場は暖かい浴室と脱衣所の移動によって、ヒートショックが起こるため、高気密高断熱住宅にして健康的に生活することが望まれます。

2つ目は、住宅が長持ちすることです。
一般的な家は家の中と外の気温差によって結露が起きますが、高気密高断熱住宅は建物の内部の結露を防ぎます。
結露を放置するとカビが生えたり、木材が腐ったりするため、家の耐久性が損なわれますが、結露を防ぐことによって住宅の耐久性が高まります。

□まとめ

高気密高断熱住宅は少ないエネルギーで冷暖房が効くため、電気代を削減できます。
また、他にも健康的な生活を送れたり、住宅が長持ちしたりするなどのメリットがあるため、家づくりをご検討中の方はぜひ前向きに高気密高断熱住宅の建築をお考えください。

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『一日一生』 栗本 和真 拝

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