建ぺい率や容積率とは?建ぺい率が緩和される条件もご紹介!
家づくりを検討している方の中には、建ぺい率や容積率のような言葉を聞いたことがある方も多いでしょう。
今回は、建ぺい率や容積率とはどのようなものなのかについて解説します。
加えて、建ぺい率が緩和される条件についてもご紹介しますので、ぜひお役立てください。
□建ぺい率や容積率とはどのようなものなのかご紹介します!
まずは、建ぺい率からご紹介します。
これは、簡単に言うと、その土地にどのくらいの大きさの建物が建てられるかの割合を表した数字です。
建築基準法という法律によって土地ごとに決まっています。
例えば、建ぺい率が50パーセントで土地の面積が100平方メートルであれば、建物の面積は50平方メートルまでと定められています。
土地と同じくらいの大きさの建物を建てるのは難しいのです。
次に、容積率をご紹介します。
これは、敷地面積に対して、建物の床面積を全階分合計したものを比較した割合を表します。
容積率が定められているのは、地域のバランスを守り、住民の生活に混乱をきたすことを防ぐためです。
例えば、一戸建てが並ぶ地域にいきなり高層マンションが建った場合には、日当たりや下水道や電気回線の不足、学校、病院などにも影響が出る可能性があります。
□建ぺい率が緩和される条件についてご紹介します!
建ぺい率は50パーセントから60パーセントくらいのことが多いですが、条件によってはさらに緩和されることがあります。
その条件とは、建築する建物が耐火建築物や準耐火建築物であることです。
この条件を満たす場合、建ぺい率が緩和されて10パーセントくらい上乗せされます。
具体例を挙げると、たとえば建ぺい率が55パーセントの地域があった場合、耐火建築物や準耐火建築物を建てる場合は65パーセントに緩和されるのです。
そもそも建ぺい率は、土地に建築できる建物の面積です。
そして、それが指定される目的は火災のときに周りの家に飛び火することを防ぐためです。
敷地いっぱいに建物があるとどんどん飛び火してしまいますが、空きスペースがあると飛び火しにくくなりますよね。
耐火建築物や準耐火建築物は、燃焼しづらい建材を使用して建てられているため、火災のリスクを軽減でき、その分建ぺい率も緩和されるのです。
□まとめ
この記事では、建ぺい率や容積率とはどのようなものなのか解説しました。
言葉の意味を正しく理解しておくことも、家づくりを成功させるうえで大切なことです。
家づくりをお考えの方は、ぜひ当社にご相談ください。
これまでの経験と知識で、ご家族にとって最適なプランをご提案します。
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