手刻みとプレカット
作業小屋では、来る日も来る日も刻みの日々が続いています。
ここで、プレカットと手刻みの違いをご紹介しましょう。
日本の木造建築では、柱と梁、柱と土台を組みあげるための
ホゾとホゾ穴を加工するのですが
建物のデータを入力し、柱加工機が自動で加工するのがプレカット。
手刻みでは、大工が寸法を割り出し、ホゾの長さを検討して墨付けをし、刻みます。
栗本のホゾはこんな感じです
栗本のホゾは4寸=12センチが標準。
このホゾがしっかり納まるように横組(梁)は8寸=24センチの材を使います。1階と2階の柱が同じ場所でも、4寸=12センチ入れたいからです。
このホゾの長さの違いこそが、手刻みとプレカットの違いです。
長いホゾの真価は、建前の時によくわかります。
縦横の材を組み上げただけの、筋交いを入れない状態でも
ほとんどぐらつきがありません。
骨太な家、骨組みの丈夫な家になる。
それは、お客さまにとっての、手刻みの家の最大の価値かもしれません。
~家と共に歴史を刻む~
相模原市・町田市で注文住宅を建てるなら、
高気密、高断熱住宅の「FPの家」
自然素材で健康に住まう家。
(株)栗 本 建 築
『一日一生』 栗本 和真 拝
(株)栗本建築ホームページ
https://kuriken.jp/
(株)栗本建築 instagram
https://www.instagram.com/kuriken.insta.official/
(株)栗本建築 Facebook
https://www.facebook.com/kurimoto.official