集成材と無垢材を比較!メリット・デメリットを紹介しながら違いを解説します!
木造住宅に使用される木材には大きく分けて「無垢材」と「集成材」の2つがあります。
理想のマイホームに長く住み続けるためには、2つの木材のそれぞれの特徴とメリット・デメリットを知った上で選ぶことが大切です。
そこで、今回は集成材と無垢材を比較しながらそれぞれのメリット・デメリットを紹介します。
□「無垢材」「集成材」の違いをそれぞれ紹介します!
はじめに無垢材と集成材の違いについて紹介していきます。
無垢材とは、天然の木に手を加えずにそのまま利用した木材のことを指します。
伐採した丸太を使用する形状に合わせて切り出します。
無垢材は天然の木ならではの温かみや深い味わいがあります。
一方で、集成材とは、丸太からいくつか板状に切り出したものをそれぞれ接着剤で貼り合わせて作る木材のことを言います。
集成材は、強度と安定した品質を持っています。
□無垢材と集成材のメリット・デメリットを比較しながら紹介します!
*無垢材のメリット・デメリット
無垢材の最大の魅力は、経年変化で艶が出て奥深い色になるといった見た目の変化が楽しめることです。
天然の木をそのまま使用しているので、木本来の温かみや、唯一無二の木目からは特別感が感じられます。
また、優れた調湿作用と断熱性によって室内の温度が一定に保たれるため、夏は涼しく、冬は暖かく快適に過ごせます。
さらに、接着剤を使用しないため、体への悪影響もありません。
一方で、無垢材は水分を多く含んでいるため、経年とともに乾燥していくと反りやひび割れが起きやくなるといったデメリットがあります。
また、集成材と比べ無垢材は一般的に高価で、扱いが難しいため職人の技量が必要となります。
*集成材のメリット・デメリット
集成材は一本の丸太を余すことなく有効活用するため、無垢材と比べ安価です。
また、安定した品質のおかげで経年変化が少なく、見た目が変わらないため、お部屋全体の印象をキープできます。
さらに、無垢材と比べ反りやひび割れが起きることがほぼありません。
一方で、集成材は接着剤を使用しているため、無垢材と比べると耐用年数が短いといったデメリットがあります。
また、集成材の中には体に悪影響を及ぼす接着剤が使用されていることもあります。
調湿作用も備わっていないので、床材に使用した場合は、湿気の多い夏場に足の裏がベタついてしまいます。
□まとめ
この記事では、無垢材と集成材のメリット・デメリットを比較しながら紹介しました。
2つの木材のそれぞれの性質を理解した上で自分に合ったものを選べば、より満足できる家づくりが実現できます。
住宅に使用する木材について、質問や何か気になる点があれば、ぜひ当社までお気軽にご相談ください。
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