新しい建物がはじまる

年が明けて半月、いよいよ新しい棟の刻みがはじまります。

刻み(きざみ)というのは、家を建てる新品の木材を加工することです。

ご存じの方も多いと思いますが、

現在の主流は、工場で機械が刻む『プレカット』。

対して、私たちは伝統的な手作業で、ノコギリ(鋸)、ノミ(鑿)、カンナ(鉋)といった昔ながらの道具をフル活用し、加工しています(もちろん電動工具はつかいますが w)。これを手刻みといいます。

大工さんは建築現場で仕事をしていると思われるでしょうが、この刻みの仕事は『 下小屋 』と呼ばれる材木屋さんの作業小屋などで行うのが昔ながら。   

作業場には雨除けの屋根や壁はありますが、暖房も冷房もなく、まったくの外で仕事するのと変わりません。今の時期はメチャメチャ寒いです、加工している材木屋さんは盆地の場所で自宅と3度くらい寒いので朝夕はマイナス温度になります、指先痺れます。(T_T)

寒いので、コーヒー温め中

今回の刻みは3月10日ころまで続く予定です。

~家と共に歴史を刻む~

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(株)栗 本 建 築
『一日一生』 栗本 和真 拝

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