木材にこだわりたい方へ!ヒバとヒノキの違いをご紹介します!

「建材をヒノキかヒバで迷っているけれど、どちらにするか決めきれない」
「建材の種類による特徴の違いを知りたい」
このようにお考えの方は多数いらっしゃるでしょう。
木材には種類が多数あり、ヒバとヒノキは人気な建材の1つです。
今回は、ヒバとヒノキの違いについて、それぞれの良さに焦点を置いて比較していきます。

□ヒバの特徴について

ヒバの特徴の中でも、最も良いと言われているのがヒノキチオールやαピネンという成分を含んでいることです。
ヒノキチオールとは、ダニや虫、雑菌を寄せ付けない効果がある成分です。
そのため、ヒバを用いて建てられた家の中には、あまりシロアリや蚊が寄ってきにくいと言われています。

虫や雑菌を寄せ付けないヒバですが、人間に対しては非常に良い効果を持っています。
その良い効果を発揮するのがαピネンという成分です。
αピネンは人のストレスを和らげたり、心を落ち着かせたりする効果があるため、ヒバの周囲に居るとリラックス効果が得られます。

それだけでなく、アトピー治療にも良いと言われています。
また、近年の研究によって草花を活性化させる効果や、農作物を長持ちさせる効果があるという報告もあります。

□ヒノキの特徴について

ヒノキには、リラックス効果、色合い・肌触り、湿気への強さの3つの特徴があります。
リラックス効果に関しては、ヒバの特徴と同じように、ヒノキにもその効果があるということです。

ヒバとの大きな違いとして挙げられるのが、色合いと肌触りです。
ヒノキは新築として建てた最初の方は、白に近い色合いをしています。
その家に長年住んでいると、時間が経つにつれて、美しい飴色に変化し、深い味わいを感じられるのがヒノキの魅力でしょう。

また、ヒノキを無垢フローリングとして用いると、とても足触りの良いフローリングになるのも1つの特徴です。
他の木材に比べて、ヒノキの無垢材は熱伝導率が低く、冬は暖かく夏は涼しい生活ができます。

これらの特徴に加えて、ヒノキを用いた無垢材は、湿気に対して強いため、床下からの湿気による劣化が起こりにくく、長持ちします。
世界最古の木造建築として有名である法隆寺もヒノキを用いて作られています。

□まとめ

今回は、ヒバとヒノキの違いについて、それぞれの良さに焦点を置いて比較、紹介いたしました。
ヒバやヒノキだけでなく、他にも魅力のある無垢材は多くあります。
当社では、お客様に合った木材選びをお手伝いいたします。
自然素材を使った注文住宅にご興味ございましたら、ぜひ当社までお問い合わせください。

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