木造軸組工法の耐震性は向上しています!メリット・デメリットとは?
注文住宅を検討されている方で、どの工法にするかお悩みの方は多いのではないでしょうか。
住宅の耐震性にも関わるので、なかなか決められませんよね。
そこで、おすすめするのが木造軸組工法です。
今回は、木造軸組工法の耐震性とメリット・デメリットをご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
□木造軸組工法の耐震性は大丈夫?
木造軸組工法とは、在来軸組工法とも言われる建築方法です。
日本の伝統工法を発展させ、今の住宅に応用されています。
マイホームの建築をお考えの方の中には、「木造軸組工法は耐震性が低い」というのを聞いたことがある方もいらっしゃるでしょう。
このように言われるのには、ある理由があります。
その理由は、1995年1月に起きた阪神淡路大震災による住宅被害です。
阪神淡路大震災では、木造軸組工法で建てられた住宅が倒壊していたのです。
しかし、倒壊した全ての住宅が木造軸組工法が原因だったというわけではありません。
阪神淡路大震災で倒壊した住宅のほとんどは、耐震基準を満たしていない住宅ばかりでした。
平成以降に木造軸組工法で建てられた住宅は、大きな被害は起きなかったと言われています。
阪神淡路大震災をきっかけに、2000年に建築基準法が見直されたので、現在の木造軸組工法では耐震性も上がっています。
ツーバイフォー工法も注目を集めていますが、2つの工法の強度に大きな相違はありません。
□木造軸組工法のメリット・デメリット
木造軸組工法には一体どのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか。
ここでは、メリット・デメリットの両方をご紹介します。
*メリット
木造軸組工法の大きなメリットは、間取りの自由度が高いことです。
基本的な構造は、柱と梁だけで完成するので、少しの壁は自由に取り払えます。
そのため、大きな窓を設置したり、広い間取りに変更したりできるという柔軟性の高さが魅力です。
また、伝統的な工法なので、取り扱っている施工会社も多いです。
*デメリット
木造軸組工法はこれといったデメリットがあるわけではないですが、他の工法と比べると施工期間が長くなってしまう点があります。
1から木材を組み立てる工法なので、工期も長くなり、人件費もかかります。
□まとめ
今回は、木造軸組工法の耐震性とメリット・デメリットをご紹介しました。
木造軸組工法は、長い歴史があるので安心して住めるでしょう。
ぜひ検討してみてくださいね。
また、注文住宅をお考えの方は当社までお気軽にご相談ください。
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