高気密高断熱住宅は乾燥しやすい？冬の湿度対策をご紹介します！

「高気密高断熱は乾燥しやすい」
高気密高断熱住宅をご検討の方の中で、このような情報を聞いて悩まれている方もいらっしゃるかもしれません。
そこで今回は、高気密高断熱住宅の冬の乾燥対策をご紹介します。
また、高気密高断熱住宅の湿度が下がる理由もご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

□高気密高断熱住宅の湿度が下がる原因とは？

高気密高断熱住宅では、室内の湿度が下がりやすいという事実があります。
このように湿度が下がってしまうのはいったいなぜでしょうか。
その理由は、「高気密高断熱住宅では室温を高く保ちやすい」ことにあります。
そもそも冬の空気は乾燥しやすく、空気中に含まれる水分量が少ないので、その状態で室温を高く保とうとしてしまうと、さらに湿度が下がり乾燥します。

そのため、高気密高断熱住宅が原因であるというよりも、暖かい室内にすると必ず湿度は低下するのです。
先ほどご紹介したような、湿度が低下して空気が乾燥してしまうことを「相対湿度が低下する」と言います。

相対湿度とは、「対象温度の飽和水蒸気量に対する空気中の水蒸気量の比率」を言います。
空気の温度が高くなると空気に蓄えられる水分量は増えますが、水分量は変化しないため、温度が上がるほど相対的に湿度は低下してしまうのです。

□高気密高断熱住宅の冬の乾燥対策をご紹介！

ここからは、高気密高断熱住宅の冬の乾燥対策を3つご紹介します。
1つ目が、加湿器をつけることです。
湿度をあげるのに最も一般的で手軽な方法が、加湿器をつけて部屋の湿度を上げることでしょう。
注意点として、部屋の広さに適した大きさの加湿器を購入するのが重要です。

2つ目が、設定温度を下げることです。
先ほどご紹介したように、同じ水分量であれば温度が高いほど乾燥しやすくなるので、可能な範囲で暖房の設定温度を下げるのがおすすめです。
高気密高断熱住宅であれば、通常より抑えた温度設定でも快適に過ごしやすいです。

3つ目が、観葉植物や水槽を置くことです。
加湿器ほど大きな効果はありませんが、水気のあるものを部屋に置くのは効果的です。
インテリアにもなり、見た目にも潤い与えてくれる観葉植物や水槽の設置は良いでしょう。

□まとめ

今回は、高気密高断熱住宅をご検討の方に向けて、高気密高断熱住宅の冬の乾燥対策についてご紹介しました。
また、高気密高断熱住宅の湿度が下がる理由についてもご紹介しました。
対策次第で湿度も快適に過ごせるので、安心してくださいね。
その他ご質問や相談等ありましたら当社までお気軽にお問い合わせください。

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