高気密高断熱住宅は除湿器が必要?湿気対策をご紹介します!
梅雨や夏のじめじめした時期には湿気によって不快な思いをすることがありますよね。
特に日本は湿度が高いので、しっかりと湿気対策をすることが快適な暮らしのポイントとなります。
そこで今回は、高気密高断熱住宅の湿気対策をご紹介します。
また、湿度による問題もご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
□湿度が高いと発生する問題点とは?
ここからは、湿度が高いことで発生する問題点を2つご紹介します。
1つ目が、家が痛みやすくなることです。
住宅の湿度が高いと、窓だけでなく壁や床などにも結露が発生しやすくなってしまいます。
結露ができると、この水分からカビが発生しますし、水を含んだ断熱材や木材が腐ってシロアリが発生し、断熱の欠損や構造強度が低下する恐れもあるのです。
2つ目が、熱中症になりやすいことです。
実は、湿度が高いと室内で熱中症になりやすくなる恐れがあります。
熱中症のなりやすさを表す指標として、熱中症予防を目的としてアメリカで提案された、暑さ指数(WBGT)というものがあります。
この指標によると、湿度は熱中症の原因の約7割も占めているとされているのです。
同じ温度であっても、湿度が高いと汗で熱を放出しにくくなるため、熱中症になりやすい状況となってしまうのです。
□高気密高断熱住宅の湿度対策をご紹介!
高気密高断熱住宅であっても、夏に室内の体感温度を一定に保つためには、除湿機などの除湿機器を適切に使用するのが非常に大切です。
高気密高断熱住宅は外気が室内に伝わりにくいので、エアコンを使用するとすぐに部屋が涼しくなります。
温度が低く湿度は高い梅雨の時期などは、部屋が適温になってすぐにエアコンを消してしまいがちですが、エアコンは部屋の冷却と同時に除湿の役割も果たしています。
そのためエアコンをすぐに止めてしまうと、除湿の機能も停止してしまうため蒸し暑さを感じてしまう可能性があります。
このため、エアコンの再燃除湿モードの使用がおすすめです。
再燃除湿モードは、外の暑く湿った空気を冷やして、取り込んだ外気の熱エネルギーを利用して冷えた空気を温め直して適温の風を部屋に送る機能です。
エアコンを再燃除湿モードで使用しておくことで、室温を下げすぎすに快適な湿度をキープできるでしょう。
□まとめ
今回は、高気密高断熱住宅をご検討の方に向けて、高気密高断熱住宅の湿気対策についてご紹介しました。
また、湿度が高いと発生する問題点についてもご紹介しました。
この記事が皆さんの参考になれば幸いです。
その他ご質問や相談等ありましたら当社までお気軽にお問い合わせください。
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