チーク材とは?その特徴や使い方について解説します!

新築を建てる際に、質の良い家具を取り入れたい方は多いと思います。
テーブルやソファーなどの大型家具にこだわりを持つことで、ご自身やご家族にとって居心地の良い空間を作り上げられるでしょう。
そこで今回は、長年人気の高い家具に使われているチーク材の特徴と、代表的な家具であるテーブル天板についてご紹介します。

□チーク材の特徴とは?

チーク材とは、熱帯地域に自生する樹木を原料とする木材のことで、耐水性に優れています。
高い耐水性を持つことから、水を弾き、木材特有の反りや割れが少ないことがチーク材のメリットです。
高い耐水性の他に、強い力が与えられても変形しにくい、高い耐久性もメリットとして挙げられます。

このようなメリットのあるチーク材は、高級木材として扱われているため、熱帯地域の歴史的建築物に多く使われています。
これ以外にもチーク材の用途として代表的なのが、造船です。
金属の加工技術が発展する前には、高い耐水性・耐久性を持つチーク材は、造船の主流でした。
さらに、チーク材は耐腐食性があるため、海水に触れても腐食しにくく船としても安心です。

□チーク材はテーブル天板にも最適!

造船に使われることがなくなったチーク材ですが、現在ではテーブルの天板として良く使われています。
チーク材は、空気や日光に晒されると色合いの変化が楽しめる経年劣化が特徴です。
初めは淡い黄褐色ですが、経年劣化により濃く落ち着いた色合いに変わっていきます。
長くテーブルを使うことで、変化を楽しめることが人気の理由の1つでもあります。

テーブルの天板としてチーク材を用いるメリットは3つあります。
1つ目は、何世代にも渡って使用できることです。
耐水性・耐久性・耐腐食性の性質が良いことから、テーブルの天板に反りが出ないため長く使えるのです。

2つ目は、輪染みができにくいことです。
夏場は、テーブルにコップやお皿を置いた後に、輪っかの染みが気になることが多いと思います。
チーク材は耐水性に優れていることから、輪染みができにくいので、天板としても優秀なのです。

3つ目は、冷暖房にも対応していることです。
室内の寒暖差によって、テーブルに反りや割れの症状が出てくることがあります。
ただし、チーク材は冷暖房によって一気に室温が変化しても高い耐久性があるため、メンテナンスが簡単です。

□まとめ

今回は、チーク材の特徴とチーク材がテーブルの天板に適しているポイントについて紹介しました。
機能性の高さやメンテナンスの少なさから、チーク材のテーブルは長年に渡って使いやすいのでおすすめです。
ぜひ、魅力の多いチーク材のテーブルを使用してみませんか。

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『一日一生』 栗本 伸一 拝

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